タイルからみるトレンド
今回は『タイル』からトレンドを探ってみました。
『タイル』の3大展示会として知られているのが、
スペインのセビサマ(2月)、アメリカのカバリングス(4月)、イタリアのチェルサイエ(9月)です。
その中でも最大規模なのがイタリアのチェルサイエ!
チェルサイエは毎年イタリアのボローニャで開催され、約40カ国900社弱が出展し、5日間で10万人の方が訪れるそうです。
『タイル』(セラミック)業界の展示会では最大の国際展示会です。
そのチェルサイユで今年のトレンドのスタイルとして挙げられていたのが、
「ヘリンボーン」と「シュブロン」!
日本でも良く見かけるスタイルですが、良く見るとヘリンボーンとシュブロンで少し組み方が違っていますね。
長方形を互い違いに組み込んだパターンがヘリンボーンで、
長方形の角を斜めにカットし、トメ仕上げという方法にしたパターンがシュブロンです。
日本ではヘリンボーンスタイルを見ることがありますが、シュブロンスタイルはあまり見かけませんね。
ポップに仕上げるならヘリンボーンスタイル シックに仕上げるならシュブロンスタイル
というイメージでしょうか。
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ヘリンボーン
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シュブロン
そんな『タイル』の組み方に合うカラーパターンのトレンドは?
ずばり今年は「モノトーン」!
昨年まではプリントパターンとカラフルなカラーパターンが多く出展されていたそうですが、
今年はエイジングプリントのシックな物が多く、特にモノトーンのパターンに注目が集まっていたようです。
ではKOHLERで今年のトレンドを表現してみると?
アーティファクツシリーズの最初に紹介されたイメージです。
タイルカラーはモノトーン
貼り方はヘリンボーンスタイルで!
他に白黒グレー以外のモノトーン色で表現すると、
エージング処理した木質系のタイルを、シュブロンスタイルで合わせたり、
ランダムな配色で組み上げたり、想像するだけで、ワクワクしてきませんか?
いかがでしたでしょうか?
今回は『タイル』からみたトレンドでしたが、海外、国内、過去、未来、色、形、色んな視点から見るトレンドを、
皆様のライフスタイルのヒントになるような情報をこれからも紹介していきます。